Marco Polo tagとAsia:Chapter3
まずは、シンガポールらしいところを観光よ。
みて、これが、シンガポールの高層ビル郡よ(写真は2年前。イメージです)。Peggyは自国の発展を誇らしく語ってくれた。これが、Raffles City。shopping centre。そしてこれが、Raffles Hotel。あら、今はちょうどrenovation中みたいね。
Raffles Place周辺を歩きながら、中心街を散策していく。
Peggy: せっかくだから、この教会とか綺麗よ。写真撮って行きなさい
cx251green: せっかくの教会が木が邪魔をしてうまく取れないよ〜
撮った写真
Peggy: こっちよ、こっち。こっちから取りなさい。
cx251green: ここなら多少木がマシだ〜
そうして撮った、St Andrew's Cathedral
中に入ればよかったのかもしれません。でもまあ、こんなものです。
この先に、大統領府もあるはずよ。
Peggy: せっかくだから、National Museumもみて行きましょう。
すでにPeggyのペースにどっぷりハマる。ここが日本ではなく、海外であることをすっかり忘れ、PeggyとともにNational Museumへ
暑さで参って居たところに、また、肌に心地よい冷房の風。
Peggy: どう、ここは4階建ての博物館よ。オシャレでしょう。
ここも写真撮って行きなさい。言われるがままにiphoneを向ける。
イギリス植民地であったことを思わせるようなヨーロッパ風の建築。HKGにはこうした歴史的建造物がどんどんとなくなっているような気がします。が、さすがシンガポール。こういったものをきちんと残して居ます。
同じ華人のはずなのに、こうも違うものだと感心。
お手洗いに行ったPeggyを待つ間に少々、散策。
UOB(United Overseas Bank)によるギャラリー。シンガポールは本当に金融の国。
The Straits Timesを読むと分かりますが、広告は、金融機関(DBS, Citi, Standard Charteredなど)の広告がやたら多いです
touristからお金を回収することもうまいようです。こんなグッズも。
お手洗いから戻った、Peggyと合流し、Museumを後にします。
Peggy: そういえば、ご飯食べたの?
cx251green: 食べてない。機内食も美味しくなかったからほとんど残した。
せっかくシンガポールまで来たから、Maxwell food courtでHainanese chicken rice食べたい。
Peggy: Maxwell food courtはいまいちよ。あそこは旅行者向け。Bugisに美味しいchicken riceのお店があるからそこに連れて行ってあげる。
cx251green: わかった。 Maxwellではなくてそこに行こう!
Peggy: よし、これから歩くわよ〜。ついてらっしゃい。あ、ここ、写真撮ってね
戦勝記念碑
パワフルなシンガポリアン、PeggyのペースでBugisを目指します。(つづく)
Marco Polo tagとAsia:Chapter2
PeggyからEZ LINKカードを渡された。そのカードを握りしめ、Peggyとともに、バス停へ歩いて行きます。とすると、市内行きのバスがまさに発車しようとしていたところでした。(写真はバスのイメージ)
PeggyにHurry upと言われながら、小走りにあとを追います。
こんな時に限って、デイパックの中身はMacbookやらなんやらでパンパン。肩に食い込む重さに耐えながら走ります。バスに乗り込み、カードを読み取り機にかざしたところで扉が閉まります。
「ちょうどよかったわね」と言いながら、Peggyと椅子に座ります。
東南アジア、赤道直下特有の肌にまとわりつくジメッとさの中を走ってくると流石に額に汗が。効きすぎるくらいにきいた冷房の中で体を冷やします。
Peggy: あなたどこからきたの?
早速、おきまりの質問です。
cx251green: 日本だよ。ちょうど、フライトがたったいま、T4に到着して、これから市内を観光しようとおもっていたところ。
Peggy: シンガポールには何日いるの?
cx251green: 明日帰るよ。仕事の関係でそんなに長い休みは取りにくいんだ。日本人によくあることだけど。
Peggy: 本当に日本人は会社休まないわね〜。もっとゆっくりしていけばいいのに。実はね、私に日本に暮らしていた時期があるの。もう30年以上も昔。1986年のことよ。
cx251green: え、日本に住んでいたんだ?なんで日本に?どこに住んでいたの?
Peggy: いわゆる、短期留学ってやつよ。Nagoyaに住んでいたの。Nagoyaの近辺はちょっと出かけたことはあるんだけど、Kyotoとかはいったことないの。
cx251green: Kyotoないんですか?ぜひ、今度、春か秋にきてください。桜と紅葉は本当に綺麗だよ。
Peggy: Kyotoいいわね。ぜひ行きたいわ。ところで、あなた、Facebookってやってる?
cx251green: アカウントはあるよ。そんなに更新はしてないけど。
Peggy: 実はね、Nagoya時代の古い友人がいて、連絡を取りたいと思っているの。でも、Facebookで名前を検索しても、私のシンガポールのアカウントでは、日本人のアカウントは検索結果から出てこないの。名前はなんていったかな。
cx251green: SGのFacebookからでは日本人の検索結果は出てこないの?
Peggy: そうなのよ〜。思い出した、名前はHiroshi Yamamotoよ。
cx251green: よくありそうな名前で、もし検索してもなかなか見つからないかもしれない。Nagoya在住のHiroshi Yamamotoなんていっぱいいるような気がする…
Peggyはちょっと悲しそうな目をして、外に映るシンガポールの街並みの景色を眺める。
Peggy: そうね、1986年のこと。もう30年以上も前のことだものね。仮に、FacebookでHiroshi Yamamotoを見つけても、彼が私のことなんて覚えているはずがないだろうから。
cx251green: ねえ、Peggy、日本に居た頃の写真持ってる?もしよければ見せてくれない?
Peggy: (再度、財布をごそごそしだす)これよ。どう?もう30年も前の私だけど。
Peggyが見せてくれたその写真は、今のPeggyからは想像もつかないくらいの美人だった(失礼だけど)
本当にアグネス・ラム(古い!)のような感じでした
cx251green: でも、こんなに美人なら絶対に、Hiroshi Yamamotoも覚えているよ。今も昔もずっと綺麗なままだけど
Peggyは今までの悲しそうな目から一点、とても喜んでくれた。
こんなPeggyと仲良くして居たHiroshi Yamamotoとはいったいどんな感じの人物なのだろう?そう思っていると、バスはRaffles Place最寄りのバス停に到着。
「さ、さっき渡したカードを使っておりて」。Peggyの言われるままにそのカードをかざし、バスを降りる。また、赤道直下の国特有の暑さがカラダ中を包みこむ。
「さ、まずはシンガポールらしい風景をあなたに見せるわよ」ついていらっしゃい。言われるがままにPeggyのあとをついていく。(つづく)
Marco Polo tagとAsia:Chapter1
旅の順番はバラバラとなりますが、この記事を書かないわけには行きません。
本当はThe Deckへの訪問記やついでに足を伸ばしたChangi T4とCX loungeのこともありますが、それは追い追い書きます。日本人に出くわす確率を少しでも下げるために乗った、CXですが、ある日のCX714はいたるところから日本語が聞こえてきました。また、passportをチラ見しても、菊の御紋のJAPAN PASSPORTだらけ。メンチャイの片やRepublic of ChinaといったCXで同じみのpassportが霞みます。The Pierも日本人で混雑してました。日頃、居酒屋sakuraでカレーばかり食べているJGC豚のJJJIの方、すごいすごいと大絶賛。泡を片手にインスタ映えする写真を撮る女子もちらほら。
話が逸れました。HKGへ行きたいと思った時に、CXのHKG行き単純往復を買うのは割高です。乗り継ぎ客をいかに獲得するかが現在の航空会社の至上命題。価格もその航空会社のホームグランドまでチケを買う場合と遜色ない金額となります。Marco Polo Clubのポイントはチケの種類にもよりますが、2倍程度付与されるのが相場。
ならばその航空会社の戦略にはまんまとハマってあげるのが、良いということになります。というわけで、ついでにSINまで足を伸ばします。T4のイミグレを抜けて、store baggageで荷物を預けます。さて、ついでにSINを12時間だけ観光して帰ります。(これをSINタッチというのでしょうか。)
T1やT2は利用したことがあり、勝手知ったる世界ですが、今回はCXがT4に移転してから初めての訪問です。もらったばかりのtagをリュックにつけ、一路、市内を目指します。
まずは、T2へ行くバスにのり、T2を目指すことになります。案内表示にしたがって、進んだつもりが…
進めど、ターミナルシャトルバスの表示が消えてしまいました。道を間違えたなと思った瞬間に通りかかったSINのOBAさん(Peggyさんという方でした。以後、Peggy)に声をかけられます。
Peggy: あなたこれからどこに行くつもり?
cx251green: SIN市内を観光。でもまずはT2にいくバスを探してる。T2までいったら、MRTで中心部に移動する
Peggy: (近くで通路を掃除していたOJIさんと中国語で会話)。どうやらこっちではないよ
cx251green: え?
不慣れなT4で早速、案内表示を見落とし間違えた方向にきてしまったようです。
Peggy: なら、ちょうど私も市内に帰るところよ。このまま進むと市内へ行くバスがあるから一緒にそれに乗りましょう
cx251green: (ちょっと怪しむ)。でも、ついでにEZ LINKカードも買いたいし、大丈夫です
Peggy: (ごそごそと財布を探す)EZ LINKカードならたくさん持っているから、私のカードを貸してあげる。いくらかチャージしてあるから、これを使いなさい。
cx251green: ありがとう…
ヨーロッパなら確実に怪しいですが、ここは東南アジア。SIN。なんとかなるだろうと思いました。そんなに悪そうな感じにも見えなかったし。
本当はSINを一人でぶらぶらしようと思っていたのですが、これも運命。旅の成り行きに任せることにし、PeggyとともにT4発のバスに乗り込み、市内を目指すことになりました。(つづく)
CX507 KIX-HKG Economy>Premium Economy
ずっと記事を書くことをお休みしてしまいました。
しかし、ちらほらとこのブログにアクセスしていただけている方がいるようで恐縮です。
なかなかブログを続けるということは楽なことではないようです。
が、とりあえず、搭乗記です。
今回はあえてKIXから。その理由は、Priority Passで利用できるぼでじゅうでの古事記をレポートしようと思ったからです。
空港には出発の2時間前に到着したのですがすでにぼでじゅうには6名ほどの行列が。
出国審査も大行列。大誤算でした。
メンチャイの方や台灣の方がすでにぼでじゅうで行列を作っていました。
諦めてチェックインします。
荷物をベルト台にセットします。Marco Polo Club Silverになって初めての登場でした。
Lounge Passはすぐに出てきたものの、肝心の搭乗券がなかなか発見されません。もしやと期待が高まります。
「お客様、本日ですが、あいにくエコノミーが満席のご予約を頂戴しておりまして…」とおなじみの文句。しかし、出てきたのは、Premium Economy。
77Wの機材にしてしまったことを恨みました。それでもリージョビジなみのスペックでHKGまでいけるのですから、文句は言えません。
出国審査が激混み。どうやら、BR129で帰国する台灣人の行列にはまってしまいました。Boarding Passを覗き込むと、キティちゃんのBPでした。キティちゃんジェットはいつか登場したいと思っていましたが、こんなKIXでキティちゃんジェットが飛んでくるとは思いもしませんでした。ともあれ、台灣人の行列の中に紛れたのなら安心です。ひとり旅の私に台灣人たちはどんどんと行列を譲ってくれます。
ゲートから見る機体。ビジへの期待は消えましたが、Premium Economyなら無問題です。
隣は、カナダパスポートを持つ香港人でした。返還前のドタバタの際にうまいことやって取得したのでしょう。Financial TimesとThe economistを読みながら、優雅に過ごしていました。
Premium Economyのメシなんてeconomyと同じ。特筆することはありませんが、他のブログ同様に一応写真に収めました。パスタかチキンと言われ、テッパンのチキンを選択。チキンカレーでした。
コメントのしようのないお味でした。Haagen-Dazsのみいただき終了。
映画を1本見たらもう着陸体制。
いつもながらにつき心地爽やかなtouch downでした。
CXのlong haulばかり登場していたのでわざわざ、この地、HKGで入国すること自体が稀でした。久々にぶらりとHKGを散歩します。
Top10 longest flights
超長距離路線Top10というランキンがありました。
英語版ですが、表にまとめると以下のようなランキングです。
|
From |
To |
Miles |
Flight hour |
Operator |
Aircraft |
1 |
Auckland |
Doha |
9025 |
17h40m |
Qatar Airways |
Boeing 777-200LR |
2 |
London |
9010 |
17h20m |
Qantas |
Boeing 787 |
|
3 |
Auckland |
Dubai |
8824 |
17h05m |
Emirates |
Airbus 380 |
4 |
Los Angeles |
Singapore |
8770 |
17h55 |
United |
Boeing 787 |
5 |
Houston |
Sydney |
8596 |
17h30 |
United |
Boeing 787 |
6 |
Dallas |
Sydney |
8578 |
17h15 |
Qantas |
Airbus 380 |
7 |
San Francisco |
Singapore |
8447 |
17h15 |
United |
Boeing 787 |
8 |
Atlanta |
8439 |
16h27 |
Delta |
Boeing 777-200LR |
|
9 |
Abu Dhabi |
Los Angles |
8390 |
16h30 |
Etihad |
Boeing 777-300ER |
10 |
Dubai |
Los Angles |
8339 |
16h20 |
Emirates |
Airbus 380 |
|
|
|
|
|
|
|
|
Hong Kong |
Washington |
8153 |
N/A |
Cathay Pacific |
Airbus 350-1000 |
やはり、Middle East and Africa(MEA)の御三家は地理的関係上、超長距離路線になりがちです。どこに行くにも、時間と距離のかかるMEAですから。
特に、栄えある第1位はQatar Airways(QR)のAuckland-Dohaでした。驚愕の9000miles越えです。飛行時間も17h40とたっぷり。ビジネスクラスならば、Airline of the Year 2017のQRビジネスを心ゆくまで堪能できます。逆に、エコノミーなら、地獄の17時間となることでしょう。映画見ても、寝ても、まだつかないという状況になりそうなことは容易に想像がつきます。
あとは、カンガルールートなど長距離になりやすいのがQantas(QF)。米国線、ロンドン線などは超長距離です。
まだ体の動くうちにこういったultra-long haulの路線をひとつでも体験して見たいものです。
ちなみに、今年の9月から、HKG-IADを運行するCathayですが、そのマイル数は8153マイルくらいでしょう。現在、のJFK線が8059マイルで最長ですからそれを抜き去ります。それまでに77WのJFK線に乗りおさめしないといけません。こんな超長距離でもTop10には入りませんから、QRやEmiratesの路線は恐るべし。
なお、お試しでMad-Doh-AKLを検索してみると、エコノミーVクラス往復で、1600EURほどでした。
乗っている距離からすると、激安です。
ぜひ、今年の目標はDoh-AKLに乗って見ることにしたいです。
Letters from Nicolas Masse
今週、立て続けに、Marco Polo Club Manager Nicolas MasseからEメールが来ました。
まずは、こちら。Green tier時代のMarco Polo Clubでのexperienceを問うものでした。
正直、Green tierの期間はわずか半年しかありません。また、これと行った特典がないのが特徴のGreen Tierです。その際のexperienceを問われても、正直回答に困る部分があります。
ラウンジ巡りとPriority baggageのために、JGC sapphireとMarcoのカードの2枚持ちをしていたことが非常にめんどくさかったという思い出しかありません。
Priority check-inやPriority boardingも、JGCでまかなえたり、ラウンジに直前まで入り
浸ることが多く、Marco Poloとしてのメリットは感じませんでした。
質問内容としても、Priority check-inやPriority boardingは満足したか。mid-tier benefitのラウンジパスは満足なのかといった質問やカスタマーサービスについての満足度を問う内容でした。
会員ステータスカーストの最下層tierですし、そこまで登場実績を積んでいない以上、予想をはるかに超えるexperienceは期待できません。
また、最下層なので特に挨拶されることもないです。(エコなのに挨拶来られても迷惑なだけです)
まあ、唯一のメリットといえば、しれっと、隣席ブロックされているような気がすることがあったくらいでしょうか。ド満に近いのになぜか自分の隣は空席というフライトがいくつかありました。
これが、銀マルコになった時にどの程度変わるのか、観察してみたいと思います。
もう一通のEメールは、exclusive offerのお知らせでした。
中身としては、The Landmark Mandarin OrientalのEssential Delight packageというものでした。得点としては、空港の送迎、部屋のアップグレード、朝食無料、ミニバー無料といった内容でした。
ただし、5550HKD plus 10%の service chargeという内容です。今のレートで計算しても一泊あたり、85K JPY程度します。(1 HKD= 14円程度で計算)
Hkgという街の魅力は町歩きだと思っており、荷物を預けたら、すぐに街に繰り出してしまうことを考えると、このホテルで一泊この値段を払うのは躊躇してしまいます。
もちろん、 The Landmark Mandarin Orientalが素晴らしいホテルであることは十分に理解していますが、その魅力を十分に堪能できずに終わってしまいそうなもったいない滞在になってしまいそうです。
HKGなら、出歩くことを考えて、Novotelでいいのです。
近くにうまいお粥が食べられるこちらで十分です。
きっとまた、Cathayのホームタウン、HKGには幾度となく立ち寄るでしょう。NHやJLでいっても、HKGへの旅情は湧きません。
常に人々を惹きつける街には、このBrush Wingで行きたいのです。
SkytraxとTripAdvisorのランキング
先日、TripAdvisorの「トラベラーズチョイ 世界の人気エアライン2018」が発表になりました。
せっかくなので、よく比較対照となるSkytraxのランキングと見比べてみたいとおもいます。
|
Skytrax |
TripAdvisor |
1 |
Qatar Airways |
Singapore Airlines |
2 |
Singapore Airlines |
Air NewZealand |
3 |
All Nippon Airways |
Emirates |
4 |
Emirates |
Japan Airlines |
5 |
Cathay Pacific |
Eva Air |
6 |
Eva Air |
South West |
7 |
Jet2 |
|
8 |
Ehihad |
Qatar Airways |
9 |
Hainan Airlines |
Azul |
10 |
Garuda Indonesia |
Korean AIr |
表に簡単にまとめると、以上のような順位です。
ぼんやりこの表を眺めていると、TripAdvisorの調査も独特な基準で行われているということがわかります。
1. Qatar Airways(QR)やAll Nippon Airways(NH)、Cathay Pacific(CX)と行った、Skytraxの5-star常連がことごとく順位を下げている。代わりに、Skytraxでは評価が相対的に低い、Japan AirlinesやKorean AirがTop10入りしている
2. South West, Jet2, AzulなどRegional Airlinesがランキングの上位に食い込んでいる
3. 2とも関連しますが、Regional Airlineが入っていることにより、SkytraxのようなStar Allianceが上位を独占することはない
4. 北米の航空会社でもTop10にランクインしている
なぜ、このような差異が生まれるのでしょうか。
ここからは勝手な推測ですが、評価者の母集団が異なっているのだとおもいます。
Skytraxの方は、会社の経費でlong haulのビジネスクラスに多頻度に乗るtravelerが評価の重要なウェイトを占めているように思えます。
だからこそ、Premium Cabinの評価が相対的に高い、Singapore Airlines, Qatar Airways, All Nippon Airways, Cathay Pacificあたりがランキングの上位にくるのは当然です。皆、long haulのビジネス客を収益源の拠り所にする航空会社であるからです。
かたや、TripAdvisor。こちらはおそらくですが、評価者の母集団で大きなウェイトを占めているのは、観光などでエコノミークラス(またはプレミアムエコノミークラス)を利用する旅行者が母集団のウェイトを占めているのだと思います。
だからこそ、Japan AirlinesやAir NewZealand、Eva Airなどが上位なのでしょう。
ちなみに、Air NewZealandはskytraxのベストプレミアムエコノミークラスの常連です。
2大エアライン評価を見比べてみると大きな違いがあります。ただし、どちらの評価も間違いではありません。母集団の差が評価の差に繋がっているのだと思います。
航空会社は自分たちに都合のいい評価を採用するきらいがありますが、乗る方も評価を鵜呑みにせず、やはり自分で乗ってみるのが一番です。
自分は色々乗り比べて見て、 Cathay the bestだと思っています。香港という土地への魅力もさることながら、クルーに人間味溢れる人が多い。切れながらカートを押す香港娘もまた、旅の一興です。デッドボールフライトも多いですが、場外ホームラン級のフライトもあります。この確変の高さが魅力だと思っています。
自分の五感に勝る評価なし。これからも色々乗り比べていきたいと思っています。