Marco Polo tagとAsia:Chapter1

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旅の順番はバラバラとなりますが、この記事を書かないわけには行きません。

本当はThe Deckへの訪問記やついでに足を伸ばしたChangi T4とCX loungeのこともありますが、それは追い追い書きます。日本人に出くわす確率を少しでも下げるために乗った、CXですが、ある日のCX714はいたるところから日本語が聞こえてきました。また、passportをチラ見しても、菊の御紋のJAPAN PASSPORTだらけ。メンチャイの片やRepublic of ChinaといったCXで同じみのpassportが霞みます。The Pierも日本人で混雑してました。日頃、居酒屋sakuraでカレーばかり食べているJGC豚のJJJIの方、すごいすごいと大絶賛。泡を片手にインスタ映えする写真を撮る女子もちらほら。

 

話が逸れました。HKGへ行きたいと思った時に、CXのHKG行き単純往復を買うのは割高です。乗り継ぎ客をいかに獲得するかが現在の航空会社の至上命題。価格もその航空会社のホームグランドまでチケを買う場合と遜色ない金額となります。Marco Polo Clubのポイントはチケの種類にもよりますが、2倍程度付与されるのが相場。

 

ならばその航空会社の戦略にはまんまとハマってあげるのが、良いということになります。というわけで、ついでにSINまで足を伸ばします。T4のイミグレを抜けて、store baggageで荷物を預けます。さて、ついでにSINを12時間だけ観光して帰ります。(これをSINタッチというのでしょうか。)

 

T1やT2は利用したことがあり、勝手知ったる世界ですが、今回はCXがT4に移転してから初めての訪問です。もらったばかりのtagをリュックにつけ、一路、市内を目指します。

 

まずは、T2へ行くバスにのり、T2を目指すことになります。案内表示にしたがって、進んだつもりが…

進めど、ターミナルシャトルバスの表示が消えてしまいました。道を間違えたなと思った瞬間に通りかかったSINのOBAさん(Peggyさんという方でした。以後、Peggy)に声をかけられます。

 

Peggy: あなたこれからどこに行くつもり?

cx251green: SIN市内を観光。でもまずはT2にいくバスを探してる。T2までいったら、MRTで中心部に移動する

Peggy: (近くで通路を掃除していたOJIさんと中国語で会話)。どうやらこっちではないよ

cx251green: え?

不慣れなT4で早速、案内表示を見落とし間違えた方向にきてしまったようです。

Peggy: なら、ちょうど私も市内に帰るところよ。このまま進むと市内へ行くバスがあるから一緒にそれに乗りましょう

cx251green: (ちょっと怪しむ)。でも、ついでにEZ LINKカードも買いたいし、大丈夫です

Peggy: (ごそごそと財布を探す)EZ LINKカードならたくさん持っているから、私のカードを貸してあげる。いくらかチャージしてあるから、これを使いなさい。

cx251green: ありがとう…

 

ヨーロッパなら確実に怪しいですが、ここは東南アジア。SIN。なんとかなるだろうと思いました。そんなに悪そうな感じにも見えなかったし。

本当はSINを一人でぶらぶらしようと思っていたのですが、これも運命。旅の成り行きに任せることにし、PeggyとともにT4発のバスに乗り込み、市内を目指すことになりました。(つづく)