CX417 ICN-HKG Business

前回記事にした、On the horizon。どんな風に改善したのか気になり、搭乗しました。

ただし、普通に日本発券のビジネスは高い。そんな時におあつらえ向きな国がありました。

 

日本は秋風が吹き始めた頃でしたが、半島はすっかり秋でした。

 

A330-300が入ることが多い路線です。333Zなど当たると悲惨。773Zも避けないといけません。機材とシートマップから慎重にフライトを選択。

狙ったのは、A350-900

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やはり、ビジネス。席もフルフラットになるタイプで余裕がある感じです。

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かけつけ一杯、泡を、ながしこみます。

 

Starter。エビ2匹だけ。あまり、たべないから十分ですが、物足りない人もいるでしょう。

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メインは牛肉を狙いました。ところが、韓国線が災いします。beefはビピンパでした。

コチュジャンきらいなのでパス。fishにします。

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チーズステージ フルーツステージも行っちゃいます。チーズ好きにはたまりません。

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エコで提供されるサイズの2倍はある、ハーゲンダッツ

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最後は、Hong Kong Style Milk Teaで。やはり、CXは紅茶に限ります。

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Greatest Showmanをみて、ゴロゴロしたら、HKG着。まだ、ねっとりと暑さの残る、日本の9月のような気候でした。

 

on the horizon: Message from Rupert

家に帰るとポストに大きな封筒が入っていました。

 

差出人はCathay Pacific Airways. 早速開封してみます。

守銭奴航空に似合わず、紙質もよく厚手の重厚感ある冊子です。

 

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on the horizon。経営に苦しむ同社が地平線上に見えたのは、天空でしょうかそれとも、海や陸でしょうか。

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ふむふむ。CEOとしての最初の1年を顧客の声に耳を傾け、改善を図ってきたことを主張しています。新しい機材の導入や新規就航路線、Loyalty programme、シートや機内食の改善。

正直そのような改善は身を結んでいるとまでは言い難い気もします。

シートにしてもついに、economyの773-300ERは詰め込み10列仕様になりましたし。

そういったトップのメッセージが現場や顧客との意識の乖離を生んでいると思います。

 

次をめくっていきましょう。なるほど。改善をアピールされたいようです。

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確かに機材は新しくなりました。でもジャンボがなくなり正直面白くない。

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ロングホールのポイント積算を増やしたり、S,N,Qといったゴミチケットにもポイントをくれてやってるんだぞとアピールしています。

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エコ飯の改善もしてやっているんだぞ、とのことです。

気になるのは、Taipei路線の一部ではホットスナックをやめてしまったようです。

もうマニラップが食べれないと思うとそれはそれで悲しい気もします。

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ビジネスクラスはどう改善していくのか正直見えません。long/Ultra-longは改善するのでしょうが、regionalがどの程度カイゼンするかは見えません。

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To serve you better. Life well travelledと同様に言葉が一人歩きしないことを祈ります。

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全体的には改善を進めているので、これからもよろしくねって内容ですが、正直、この冊子を会員に配ったところで、どれだけプラスの効果があるかは微妙です。

Marco Polo Clubの大改悪を行って以来、逃げた客は戻って来ないと思います。

正直、ベネフィットもラウンジと手荷物許容量くらいしかなくなり、Vクラスねじ込みができなくなったメンバーシップに興味は示されないでしょう。

 

それでも、三つ指ついて、ことあるごとに、〜でございますといった気持ち悪い日本語で機内を過ごすのが嫌ですので、しばらくは乗ることになるでしょう。

 

エコノミークラスのホスピタリティはやはり、CXが一番です。

 

 

TR869 DMK-SIN Business

東南アジアの移動はLCCまたは、LCC価格のMalaysia Airlinesで充分です。

 

エコしか買わないつもりでしたが、価格差が2000円だったため、買ってみました。

スワンナプームからドムアンへは、AOTのシャトルバス。

スワンナプームとドムアンを結ぶ鉄道の建設が急ピッチで進んでいました。まあ、完成はX年後でしょう。

 

ドムアンから787に乗り込みます。

椅子はこんな感じ。

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いわゆるリージョタイプ。十分です。

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ぼんやりしていると離陸。

 

バンコクに別れを告げます。街並みがキレイ。チャオプラヤ川の蛇行をくっきり確認できます。昔見た世界地図のように。

 

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ぼんやりしていると、機内食

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ナシレマ。

アツアツで美味しい。味見程度のつもりががっつり食べる。サービスもフランク。どこかのように、三つ指ついたような気持ち悪いサービスはなく快適。

日本語が聞こえない環境が素晴らしいです。とおもったら、隣のJJIがアサヒビールを頼み、急に現実に引き戻されます。

 

ただし、今回、内心きがきでありませんでした。

実はMCTを割った次のフライトが控えてました。

Changiだし、多分なんとかなるかと思ってましたが、ソワソワ。

 

Changiの空港混雑で上空旋回。イライラしてきた頃に着陸。

ダッシュでカウンターに駆け込みチェックイン。Cut off 10分前でした。

 

 

 

 

 

 

BKK Sakura Lounge

芋洗い状態になることで有名なlounge。

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HND行きの上級会員の多さを物語ります。大変混雑しない日などあるのでしょうか??

 

NRT, KIX, NGOは後回しにして、Miracle Loungeとは…。スペース拡張しないなら、利用資格をDiamond、ビジネス利用者のみにした方がいいと思います。

外地でまでカレーを食べたがる、この国の国民性が理解不能です。

 

やはり、BKKはCathay lounge一択です。

 

 

JL031 HND-BKK Premium Economy

またまた、登場記をサボってしまいました。

 

そんな中、今年、何度か登場している、JLのPremium Economyです。

シートの写真も撮ろうとしましたが、さすが鬼が乗るBKK線。Diamond, JGPの巣窟。すでに、多数の顔が写り込むのでやめました。

 

シートはteppei101先生のブログにありますので、そちらを参照ください。

http://teppei101.com/airlines-jal/7-11-jl711-nrtsin-py

先生はSIN行きでしたが、機材は同じです。

 

みんなだいすき機内食。あまり、食事を写真に撮るのは好きではないですが、撮ってみます。

 

メインはハヤシライスか親子丼。カレーに飽きたのでハヤシライスに。

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香港の某守銭奴航空のまずいエコ飯ばかり食べていると、普通に美味しいです。

着陸前、スナックとして、ツナマヨパンも提供されました。ただし、カロリー高いので食べず。写真もありません。

 

希望すれば、うどんですかい、も食べられます。

ヘッドフォンはノイズキャンセリング仕様。シートピッチ広い。適度に隣とのプライバシーも保たれます。

 

客層度外視でいえば、たんに、ビジのデザートがおまけで付いてくるだけのNHより断然マシ。

ただし、楽しくないフライト。ついつい空港でも、ブラッシュウイングの機体をながめてしまいます。

 

出発前にHNDのCathay loungeに立ち寄り、フレンチトースト。やはり、スタッフのホスピタリティといい、クオリティといい、HNDで最も落ち着きます。

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自分には、カレーやミスジ鉄板焼は興味がないのです。同じフロアにあったはずのEmiratesのloungeはなくなってました。もともと、1日1便しかなく、他社からのラウンジ利用料があてにならないため、採算が厳しいのでしょう。それ以上に、所詮は見せかけだけのエアラインでは本質をすぐに見抜かれます。

 

しばらく乗っていないと禁断症状になるCX。しばらくのらなくても、どうということのない、NH/JL。どうせなら、MHのほうが無駄に気を使われずラクです。

 

 

ANA099 HND-KIX PREMIUM CLASS

また更新をサボってしまいました。

その間にもいくつかフライトはしていたのですが、面倒になり、機内食の写真など撮り損ねてしまいました。

 

アップグレードポイント消化のための旅。まったくつまらない。夏休みの土曜日の夜、TDR帰りの人でごった返してました。ANAラウンジはITM行きがなくなると随分と人が減ります。

10分前にはゲートへ。

さすがにプレミアムクラスはガラガラ。

 

ぼんやりしていたら離陸していました。

定番の箱メシ。案の定、美味しくない。ご飯がベチャベチャ。あまりにマズイので残しました。ワインも酸味が強過ぎ。わたしの口には会いません。

JLの国際線エコのワインのほうがマシ。

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赤ワインも試しましたが、口にはあいませんでした。CAもさっさとサービス片付けてしまいたいというオーラがありありと感じられます。この直前に登場した、HND-ITMのドメFがギリギリまでサービスいただき、ご飯も美味しく、酒も進んだのと対照的です。

 

ついでに、ANA肝いりのWifiサービスも試します。繋がりません。

 

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しばらくこんな感じ。日本語では、ごにょごにょ書いてあるのに英語はplease waitのみ。こんな貧弱な英語で大丈夫でしょうか。

 

ようやく繋がっても遅いし、もう、諦めました。JLのwifiは本当にサクサク繋がるのと対照的。

 

こんなプレミアムクラス。普通席プラス10,000円。高杉ます。JLのドメFのほうがはるかにレベル高いです。

あらためて、ANAは羽田拡張ばかりでサービスやプロダクトは立ち遅れたという印象をあらたにしました。残りのアップグレードポイントは、さっさとスカイコインにしてしまいました。

 

 

American Express Platinum Card

このカードを見かけたのは、人生で3度目だった。

ParisのGaleries Lafayette。オーストラリア人の女性の財布から取り出された、そのカードはカードの周縁のデザインが所々、ハゲかかってきており、適度に使いこまれていた。

その適度な使い込まれ感の真ん中でローマ時代の百人隊の隊長であったCenturionは普段の息遣いをしているかのように燦然と輝いていた。

その姿にやはり羨望の眼差しを思わず向けてしまう。

 

www.americanexpress.com

特に、オフ会などに興味のない、一般の庶民(私を含む)にとっては、このカードやDiners Premiumカードを見かけることはあまりない。

もともとが招待制の立て付けのカードであり、自分の生活にはなんらの接点もないカードと鼻から諦めていた。

ただし、チャンスがあれば申し込みたいとゴールドカードでせっせといくばくかの金額を決済していた。

 

そんな生活を変えたのがはてなだった。

一流ブロガーのお一人、MMさまのサイトにてご相談してみる。

investravel.hateblo.jp

まあ、私のような属性では審査に通過するはずがないと思いつつもお試しで申し込み。

 

わずか3日後、ポストに本人限定郵便が。予定不調和な事態に慌てる。

開封の儀の写真は特にあげません。封入物やカードの写真もあげません。

そんなものはそこら中に転がっているから。

 

年会費の高額さに躊躇する人も多い中、このカードは本当に持つ価値のあるカードだというのが私の判断。

そもそも、このカードに何を求めるかによって、このカードを使いこなせるかどうかが変わってくると思う。

マイルやポイントといった即物性を求める人にはこのカードは合わない。

そういう人は、AEONカードやrakuten cardを持った方がいい。

このカードは決済ができるということはおまけであると思っている。また、ポイントもおまけ。真骨頂は身分証明力の高さと各種保険サービスの充実度にある。

 

・身分証明力

海外は良くも悪くも階級社会。生まれあるいはsocial classによって対応が全く変わってくる。かつての日本のように1億総中流といった国はほとんどない。そんな中、このカードを持っているということは階級社会を生き延びる一つの武器。それはコネ等には叶わないとしても、ドラゴンクエストの銅のつるぎくらいの威力は持っている。その人の信用力を図る上でも、自らの身分証としてどうしても必要。

 

・各種保険

waranty plusとhomeware protectionは最強です。これで安心してものを買えます。

単なるポイントカードにはない特権です。docomo dカードは携帯しか歩哨されません。こちらはそれよりも圧倒的に適用範囲が広い。

https://icm.aexp-static.com/Internet/IntlPremiumSites/Platinum/jp/ja/Insurance/Insurance%20Benefits/Plat_REGULATIONS_201602a.pdf

 

このレベルの保険に入ろうと思うと、月々結構な金額がかかります。

まとめて入れるならその方が効率的です。

 

また、FHRなどは旅をする方にとっては魅力。十分もとが取れると判断しています。

 

そして、このカードの最も良いところは、年会費の高額さ、保証内容の充実さゆえにそのほかのクレジットカードを作ろうという気持ちが萎えることです。仮にモッピーなどで高還元案件があっても結局解約もめんどくさいし、使いもしないカードが増えるだけ。そんな無駄な行為をしなくなり、財布の中がスッキリします。

くだらないクレジットカードを何枚も持つそんな生活を断捨離できる、まさに理想のカードでした。

 

そういえば、このカードの表に書かれるCenturion。これは資産を末長く守るという意味があるそうです。このカードだけあれば、もう十分。

財布の中がキャッシュカード一枚、クレジットカードが一枚。無駄なカードがなくなり、薄手の三つ折り財布で十分になりました。

人生も生活も必要なものだけで、シンプルに。

これからの自分の生活を定義してくれるカードになった。

 

クレジットカードはライフスタイルとともに見直すのが鉄則ですが、このカードはずっと持ち続けるでしょう。仮にSFCカードを解約してしまってもいいやと思っています。どうせ乗らないANAですから。